2025年8月16日放送の「ほんとにあった怖い話 夏の特別編」で「行きずりの紊乱者」が復刻します!
「行きずりの紊乱者」は、予測不能な恐怖と不気味な余韻が残る作品として今も多くのファンから支持されています。
一見すると日常の延長線上に見える出来事がじわじわと異常へと変わっていく展開は、「ほん怖」らしいリアルさがあります。
この記事では、あらすじ(ネタバレあり)、気になるロケ地やモデルになった怪談話まで詳しく解説します!
「行きずりの紊乱者」がなぜ20年以上語り継がれる「ほん怖」の名作になっているのか、その答えが見えてくるはずです。
- 「行きずりの紊乱者」のあらすじ
- 「行きずりの紊乱者」のネタバレ
- 「行きずりの紊乱者」のロケ地
- 「行きずりの紊乱者」のモデルになった怪談話
「行きずりの紊乱者」のロケ地
公式でロケ地については明かされていません。
- 駅周辺のシーンも実在の郊外駅が使われた可能性があり、リアルな生活感が緊張感を高めている
- 静かな峠道や郊外の道が物語の不気味な雰囲気を一層引き立てている
静かな自然環境と身近な風景が、視聴者に親近感と同時に違和感を与える絶妙なロケ地選びであると評価されました!
シーンごとのロケ地・考察
物語の核となるシーンは、主人公・絵理たちが深夜走る峠道です。
その他、「ほん怖」シリーズでロケ地として使用された場所も登場したと思われます。
深夜の峠道
この道は山間部で、暗く狭いカーブが連続し、街灯はほとんどなく、周囲は自然に囲まれています。
これらの地域は「ほん怖」シリーズの他作品でもよく使われるため、リアルかつ怪異の不気味さを再現するのに最適な環境です。
バス停や標識のある郊外道路
少年と出会う場所にはバス路線標識が映り込みます。
地域の特定には至っていませんが、生活感のある場所が選ばれていることは確かで、日常と非日常の境界を曖昧にしているようです。
駅周辺のシーン
少年を駅で降ろす場面は、閑散として古びた無人駅のような描写が印象的です。
駅舎の建物様式やホームの形状が独特で、撮影では特定されにくいように編集されていると考えられます。
ロケ地が特定されにくいことで、”どこにでもありそうな怖い話”として語り継がれています。
「行きずりの紊乱者」も、実際にあったという都市伝説のような存在感があるのです。
「行きずりの紊乱者」あらすじ
「行きずりの紊乱者」は恐怖と不気味さがリアルに表現されているとして視聴者の評価が高く、不気味で謎めいた余韻が話題になった作品です!
深夜、峠道を走る絵理(上野樹里)と友人の景子は、道端で手を振る少年を見つけます。
父の入院先へ向かうという彼を車に乗せますが、言動に違和感が募っていく。
駅で降ろして安堵したのも束の間、信号待ちの車窓を叩く音に振り向くと、そこには先ほど別れたはずの少年の姿が…!
逃げ場のない恐怖と謎を残したまま、物語は幕を閉じます。

「行きずりの紊乱者」ネタバレ
一見すると普通のドライブが徐々に異常な状況へと変わっていき、逃げ場のない緊迫感が高まっていきます。
運命の出会い
深夜、峠道を走る絵理と友人の景子は、道端で手を振る少年に出会います。
少年は父親の入院先に行きたいと言い、彼女たちに駅まで乗せてほしいと頼み、戸惑いながらも車に乗せました。
少年の不自然な振る舞い
乗せた少年の言動に次第に違和感が募ります。母親の話をしたり、住まいの話をしたりしますが、その話しぶりや態度がどこか不気味で、絵理たちは不安を覚え始めます。
駅での別れと再会の恐怖
ようやく駅に到着し少年を降ろし、ほっとしたのも束の間。信号待ちで車が止まった際、窓を叩く音がし、振り向くとそこには先ほどまで一緒にいた少年の姿が…。逃げ場のない恐怖が二人を包み込みます。
画面に残る余韻
少年の正体や真実は最後まで明かされず、説明されない恐怖と共に物語は幕を閉じます。視聴者は「あの少年は何者だったのか?」という謎を抱えながら、不気味な余韻に浸ることになります。
モデルになった怪談話
「行きずりの紊乱者」は、はっきりとした元ネタは明かされていません。
しかし、日本各地に伝わる「夜道で見知らぬ人物を乗せてしまう話」や「得体の知れない乗客の怪談」などの伝統的な都市伝説・実話怪談はあります。
タクシー幽霊
この怪談の原型は昭和初期から伝わっており、特に池田彌三郎著『日本の幽霊』にも戦前の東京・青山墓地付近でタクシーに乗った女性が消えた話が紹介されています。
- 京都の深泥池での実話風の事件も有名で、タクシー怪談の発祥地とも言われている
- 乗せた客が姿を消したり、後部座席が濡れている、寒気を感じるなどの怖い体験談が全国に広がり、タクシー運転手の間で語り継がれている
この話は「行きずりの紊乱者」の少年が途中で不気味な振る舞いを見せることと共通し、夜の車内での異界の出会いというテーマを象徴しているようです。
首なしライダー・消えるバイカー
- 「本来いてはならない存在」との偶然の遭遇を表現している
- 見えない悪霊や死者の象徴とされてる
峠道という閉塞感と不気味さが、「行きずりの紊乱者」に登場する少年との遭遇場面と似ています。
道端の白い女
- 乗せると忽然と消える、もしくは乗せると不幸が起こるなどの展開が多い
- 霊的な「見知らぬ者を助けてはいけない」という戒めを含む民間伝承
「行きずりの紊乱者」の不気味な少年や峠のシーンと雰囲気が共通しています。
異世界道・謎の集落伝説
- 「カーナビが案内した先が見知らぬ山奥の無人駅だった」「地図にない場所で降ろされた」など、現実と異世界の境界が曖昧になるパターン
この恐怖は「逃げ場のなさ」や「不確かな場所への誘い込み」を強調し、「行きずりの紊乱者」の逃れられない恐怖感と似ています。
振り返ってはいけない
「行きずりの紊乱者」の終盤、逃げ場がなくなっていやな予感がしながらも振り返らざるをえない主人公たちの心理とよく似ています。
このように、夜の道・車・得体の知れない存在という舞台やシチュエーションは、日本の民間伝承や都市伝説で繰り返し見られる怪談話です。
「行きずりの紊乱者」キャスト
内山絵理 :上野樹里
遠野景子 : 大村彩子
男の子 :清水響
老婆 :立花訓子
日常の延長線に潜む恐怖と、キャスト陣の緊迫感あふれる演技がよりリアルさを増しています。
都市伝説的な要素と不気味さが融合した「行きずりの紊乱者」は、何度見返しても新しい発見やぞくりとする感覚を与えてくれる「ほん怖」の名作と言えます。
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まとめ・FAQ
「行きずりの紊乱者」のロケ地はどこですか?
公式には明かされていませんが、東京都西部や神奈川県の郊外・山間部がモデルとして推察されています。
制作側の配慮で特定は難しいです。
ロケ地はファンの間で特定されていますか?
ファンの推測は多数ありますが、決定的な特定情報はありません。
制作側が映し方で特定を難しくしているため、あくまで憶測です。
この話のモデルや元ネタはありますか?
具体的な元ネタは不明ですが、「ヒッチハイカー幽霊」「道端の白い女」など日本の伝統的な怪談や都市伝説をベースにしていると思われます。
なぜロケ地が特定されないのですか?
特定を避けることで「どこにでもありそうな怖い話」というリアルな恐怖感を演出し、視聴者が自分の生活圏に重ねて恐怖を感じやすくするためです。
2004年の作品ですが今見ても怖いですか?
はい、日常感と都市伝説的な要素が融合しており、2004年の放送から時を経ても色あせず多くの視聴者に「リアルで怖い」と支持されています。
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