2025年8月16日に放送される「本当にあった怖い話 夏の特別編2025」は、これまで放送されたエピソードの中から「最恐選挙」が行われ、選りすぐられた6本が放送されます。
この記事ではそのうちの1つである【S銅山の女】についてまとめています。
- 【S銅山の女】のロケ地まとめ
- 【S銅山の女】あらすじ
- 【S銅山の女】の元ネタは?
気になる記事には目次から飛べます!
【S銅山の女】ロケ地・場所のまとめ
【S銅山の女】のロケ地は以下のようになります。
- 日豊鉱業株式会社
- あきる野市役所五日市出張所
- スカイNハイツ
ドラマの舞台としては香川県、モデルは栃木の足尾銅山ではないかと言われていますが、実際の撮影は埼玉県の飯能や、東京都のあきる野市で行われました。
日豊鉱業株式会社
こちらでは夏美と桑原が営業のために最初に訪れた事務所と、S銅山の坑道のシーンが撮影されました。

日豊鉱業株式会社は東日本では唯一の亜炭、泥炭の採掘をおこなっている会社です。
坑内施設などを利用したドラマや映画向けのロケーションサービスも行っています。
亜炭・泥炭とは:亜炭は石炭の一種で特に炭化度が低いもの、泥炭は湿地などで植物が完全に分解されずに堆積した土壌の事です。どちらも燃料等として利用できる。
【日豊鉱業株式会社】
所在地:埼玉県飯能市阿須891
あきる野市役所五日市出張所
あきる野市役所五日市出張所
【あきる野市役所五日市出張所】
スカイNハイツ
夏美と桑原が「仮面」をもってS銅山に向かうシーンや、幽霊に驚かされて逃げ帰ってきたシーンなどのロケ地となっていました。
下の画像は2010年のものです。
ロケ地となったアパートは2015年に建て替わり、現在のスカイNハイツとなりました。
【S鉱山の女】が放送されたのは2014年の事ですので、取り壊しの直前にロケ地となっていた可能性が高そうです。
【スカイNハイツ】
所在地:東京都あきる野市五日市855
【S銅山の女】あらすじ・ネタバレ
- 主演:石原さとみ
- 脚本:酒巻浩史
- 演出:鶴田法男
【S銅山の女】は2014年に放送された「本当にあった怖い話15週年スペシャル」で放送されたエピソードです。
物語のはじまり
【S銅山の女】の物語は生命保険会社の営業である山辺夏美が同僚の桑原と共に、取引先からの帰り道に廃坑であるS銅山に迷い込むところから始まります。
- かつては銅を採掘していた廃坑
- 所在地は香川県とされている
- 入口には不気味な仮面が並んでいる
- 地元では有名な心霊スポット
ここで、好奇心に駆られた桑原が仮面のひとつを会社に持ち帰ったことから物語はさらなる展開を迎えます。
次々と起こる怪奇現象
桑原がS銅山から仮面を持ち帰ったことをきっかけに、夏美の周囲では次々と怪奇現象が起こります。
夏美が務める保険会社では体調を崩す人が増え、ついには入院するケースも現れました。
特に仮面を持ち帰った営業部長は精神的に不安定になり、廃人のようなありさまになってしまいます。
呪いを解くためにS銅山へ
夏美は社内で起きる怪奇現象や病気は、S銅山と仮面に関係しているのではないかという直感にもとづき、桑原と共に再びS銅山へと向かいます。
夏美たちは仮面をS銅山の元の場所へ戻すことに成功しますが、黒づくめの女に追い詰められるなどの恐怖を味わう事となります。
間一髪、夏美と桑原は女の霊から逃れ、桑原はS銅山の記憶を失って元気を取り戻します。
夏美も仕事に復帰し、やっと日常が戻ってきます。
日常は戻ってきても…
会社はおおむね日常に戻りましたが、廃人のようになっていた営業部長だけはふくちょうしません。
最後に夏美と桑原が、営業部長のお見舞いに行くと、回復する様子のない部長が、黒づくめの女そのものの姿になっていました。

終わったかと油断させておいての怖い展開!
「S銅山の女」の元ネタは?
調べてみたのですが、該当するような「銅山」や仮面にまつわる怪談や都市伝説を見つけることはできませんでした。
作中では舞台は香川県となっていますが、実際には香川県には銅山は存在していません。
銅山としてのモデルは栃木県の足尾銅山ではないかと言われています。
また、香川県と同じ四国の愛媛県には別子銅山がありますが、足尾銅山共々すでに閉山し観光名所となっています。



ほっとするような、がっかりするような…
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まとめ
- 「本当にあった怖い話 夏の特別編2025」で【S鉱山の女】が放送される。
- 【S鉱山の女】は2014年に放送された「本当にあった怖い話15週年スペシャル」で放送された。
- 【S鉱山の女】は創作で、元ネタとなる実話にもとづいてはいない。
- 【S鉱山】のロケ地となったのは埼玉県飯能市の日豊鉱業株式会社
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