ほん怖史上最恐回として語り継がれている『顔の道』が、8月16日放送の土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2025』で再放送されます!
『顔の道』は佐藤健さんが主演を務めていて、放送当時は強烈なビジュアルと独特の構成で視聴者が「怖かった」、「最後結局どうなったのか」とネット上で考察も話題になりました。
この記事では再放送される「顔の道」のロケ地やあらすじの内容(ネタバレ含む)を紹介していこうと思います!
- 「顔の道」ロケ地
- 「顔の道」あらすじ・ネタバレについて
- 「顔の道」の考察
- 「顔の道」のキャスト
ロケ地情報
「顔の道」の物語設定は「山梨県某所」とされていますが、これはあくまでも劇中の舞台設定であり、実際の撮影地は公式に発表されていません。
ファンによる調査では、「赤い屋根の民家」や「山間の細い道路」といった特徴が挙げられていますが、確定的な情報はなく、現在も“幻のロケ地”としてファンの間で探索が続けられています。
「顔の道」が長く語り継がれる理由のひとつは、撮影地が未特定であることです。明確な答えがないため、視聴者は推測や探索を続け、その過程で作品への愛着が深まります。
まるで未解決事件のように、ファン同士が情報を持ち寄る文化が形成されており、この“謎”が作品の寿命を延ばしているとも言えます。
「顔の道」あらすじ(ネタバレ)
山道での不気味な遭遇
釣り帰りの午後、翔太郎(佐藤健)と恋人・夏海(高橋真唯)は山道を車で走っていました。道端の古びた電話ボックスに立つ若い女性が目に留まります。受話器を持たず、無表情で立ち尽くすその姿は異様でした。通り過ぎて振り返ると、すでにその姿は消えていました。
突然の異常と圏外
再び走り出すと、運転していた夏海が突然激しい眠気に襲われ、そのまま眠り込んでしまいます。翔太郎は車を停めて必死に起こそうとしますが、目を覚ましません。
助けを求めようと携帯を手に取ると、圏外の表示。唯一の頼みだった電話ボックスに戻りますが、電話線が切れていて使用できません。
民家での怪異
近くの古い民家を訪ねて電話を借りようとすると、奥から現れたのは異様に首の長い女性。じっと見つめられた翔太郎は恐怖に駆られ、民家を飛び出します。
顔の道
車に戻りエンジンをかけると、フロントガラスいっぱいに巨大な女性の顔が映り込みます。
さらに道の両脇には、同じ顔をした人々がずらりと並び、無機質な表情でこちらを見つめています。逃げても逃げても、その「顔の道」は終わりません。
結末
ようやく山を抜け、夏海は何事もなかったかのように目を覚まします。
翔太郎の心には、あの恐ろしい光景が深く刻まれ、物語は不気味な余韻を残して幕を閉じます。
「顔の道」に関する考察
「顔の道」に関する考察をまとめました
- 「魔界」について
- 3種類の女の霊
「魔界」について
「顔の道」の心霊体験が起きた一帯の場所を指して「魔界」とされているようです。
この「魔界」は後述の女の霊が様々な怪奇現象を起こすことができる場所であり、多くの「顔」が浮かぶ場所ともなっています。
3種類の女の霊
顔のない女には3種類の女の霊が登場します。
- 電話ボックスの女
- 背の高い女
- 車の女
このうち背の高い女と車の女は、同じ霊なのではないかと思われます。
公衆電話の女も同一の例の可能性はありますが、はっきりとはわかりません。
女がまとう白い服は花嫁衣裳を意味しており、結婚を目前として亡くなった結婚相手の男性の後を追い、自殺した女性の霊がさまよっている姿だと思われます。
前述の「魔界」の中心になっているため、見えるサイズを変えたり、首だけで動き回るなどの行動が「魔界」内で可能になっているようです。
キャスト
- 佐藤健(翔太郎役)
怪異に巻き込まれる主人公。恐怖と混乱をリアルに演じ、視聴者の心に深く残りました。 - 高橋真唯(夏海役)
翔太郎の恋人。突然眠り込み、物語の鍵を握る重要な存在。
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まとめ
「顔の道」は、恐怖演出と不安感を極限まで高めた名作エピソードです。キャストの演技、脚本・演出の巧みさ、そして未だ特定されないロケ地という3つの要素が絡み合い、今もなおホラーファンを魅了し続けています。
もしロケ地に心当たりがある方は、SNSやコメントで情報を共有し、長年の謎解きに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
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