2025年8月13日水曜日の22時からNHK総合で【八月の声を運ぶ男】が放送されます。
【八月の声を運ぶ男】は戦後80年を記念して制作されたドラマで、その生涯をかけて千人を超える被爆者の「声」を録音した主人公のジャーナリスト「辻原保」役を本木雅弘が演じています。
この記事では【八月の声を運ぶ男】が撮影されたロケ地をまとめています。
- 【八月の声を運ぶ男】関西のロケ地
- 【八月の声を運ぶ男】エキストラ情報
気になる記事には目次から飛べます!
【八月の声を運ぶ男】関西のロケ地
【八月の声を運ぶ男】の撮影は関西でも行われたことがエキストラ募集の情報からわかっています。
- 東映京都撮影所
- 豊郷小学校旧校舎郡
- 京都府庁旧本館(推定)
- 毘沙門町
- 保津町
東映京都撮影所
4月5日のエキストラ募集は3月中に行われていましたので、ドラマ名は伏せられていましたが、撮影時期や舞台として設定されている年代、さらには「NHKスペシャルドラマ」であることから考えて、【八月の声を運ぶ男】の撮影と考えてまず間違いはないでしょう。
最寄り駅などの情報から考えて、4月23日と25日の「京都市右京区」での撮影も、東映京都撮影所である可能性が高いと思われます。
京都の太秦と言えばかつては「日本のハリウッド」とも呼ばれた映画の街です。
東映京都撮影所は100年にせまる歴史を有する撮影所で、日本の映画の黎明期からその発展を支えてきました。
撮影所内の一部は「東映太秦映画村」としてテーマパーク化されており、常設セットやアトラクション、イベントなどを楽しむことができます。
これまでにもNHKの撮影に使われた実績があり、現在放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」にも登場しています。
【東映京都撮影所】
所在地:京都府京都市右京区太秦西蜂岡町
電話番号:075‐862‐5003
豊郷小学校旧校舎郡
4月25日のエキストラ撮影の場所として、最も可能性が高いのはこちらではないかと思われます。
4月25日に滋賀県犬上郡で募集されたエキストラは「集会参加者」
番組公式ホームページには「集会」ではないかと思われるカットがいくつか掲載されています。

非常口の表示が隠されていますが、上のシーンの撮影に使われたのは、下の画像の豊郷小学校の旧講堂と見て間違いないのではないでしょうか。

豊郷小学校旧校舎郡は昭和12年に商社「丸紅」の専務であった古川鉄治氏によって寄贈されたものです。
建設当時は「東洋一の小学校」と呼ばれ、平成25年に国の登録有形文化財に登録されました。
現在は町立図書館や子育て支援センターなどとして利用されており、自由に見学することができます。
その風格ある美しい建物は多くの作品に登場しており、NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」や「ブギウギ」などに登場しています。
また、アニメでは京都アニメーションの「けいおん!」の学校のモデルとなっていることで有名です。
【豊郷小学校旧校舎郡】
所在地:滋賀県犬上郡豊郷町石畑518
電話番号:0749‐35‐3737
開館時間:9:00~17:00
定休日:月曜日
京都府庁旧本館・旧議場(推定)
京都府庁旧本館は明治37年(1904年)に竣工した煉瓦造り2階建ての洋館で、国の重要文化財にも指定されています。
敷地内には建物だけでなく道路がありますので、デモのシーンの撮影も可能ではないかと思われます。
NHKの「坂の上の雲」では陸軍参謀本部正門のロケ地となっていました。
【京都府庁旧本館】
所在地:京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町
電話番号:075‐414‐5432
公開時間:10:00~17:00
公開日:火曜~金曜
第1,3,5週の土曜日
毘沙門町
調べてみましたところ京都府亀岡市に「毘沙門町」という地名はありませんでしたが、「千歳町毘沙門」という地名を見つけることが出来ました。
おそらくはこの「千歳町毘沙門」が該当地域ではないかと思われます。
- へき亭
- 大本毘沙門荘
これらはあくまで推測される候補ですので、別の場所がロケ地である可能性もあります。
千歳町毘沙門は候補以外にも風格のある倉や土壁を備えた家屋のある、歴史的な風情のある地域です。
へき亭(閉業)
へき亭は築300年を超えるという代官屋敷を利用した日本料理店でしたが、残念ながら2023年に閉店しています。
武家屋敷のロケ地としては定番となっており、次項の大本毘沙門荘とも組み合わせて利用されています。
【へき亭】
所在地:京都府亀岡市千歳町毘沙門向畑40
大本毘沙門荘
大本毘沙門荘は亀山城の家老屋敷の長屋門を移築されたと言う建物です。
建物の北側には土塀の続く小道があり、こちらも時代劇などのロケ地として利用されています。
【大本毘沙門荘】
所在地:京都府亀岡市千歳町毘沙門向畑33
保津町
保津町は保津川下りで有名な保津峡を含む山深い地域です。
- 保津小橋
- 保津川水辺公園
これらはあくまで推測されるロケ地候補でしかありませんので、実際には他の場所が撮影地となっている可能性もあります。
保津町内では過去に農道などもロケ地として利用されています。
保津小橋
保津小橋は低くかけられた欄干のない沈下橋です。
すっと伸びる橋のラインと、周辺の川辺の景色が美しく映えます。
下を流れる大堰川(保津川)は保津川下りのコースとなっています。
【保津小橋】
所在地:京都府亀岡市保津町
保津川水辺公園
保津川水辺公園は保津川の河川敷に作られた公園です。
キャンプ場や、運動場を複数含むかなり広い公園となっています。
保津川水辺公園に限らず、保津川周辺には美しい景色が多く、宇津根橋周辺などにも撮影実績のある場所があります。
【保津川水辺公園】
所在地:京都府亀岡市保津町宮ノ前
【八月の声を運ぶ男】エキストラ情報
【八月の声を運ぶ男】のエキストラ募集の情報をまとめました。
- 4月5日:京都市太秦
- 4月23日:京都市右京区
- 4月25日:京都市右京区
- 4月25日:滋賀県犬上郡
- 4月26日:京都市上京区
4月5日:京都市太秦
こちらはドラマ名が発表される前に募集されたため、ドラマ名が伏せられていました。
- 撮影日時:4月5日6:00~13:00
- 撮影場所:京都市太秦
(最寄り駅はJR太秦駅、嵐電太秦広隆寺駅) - 役柄:通行人(20代以上男女50名)
- 設定:1972年
4月23日:京都市右京区
- 撮影日時:4月23日14:00~26:00
- 撮影場所:京都市右京区内
(最寄り駅はJR太秦駅、嵐電太秦広隆寺駅) - 役柄:飲み屋街の通行人
(20代以上男女20名) - 設定:1972年4月
4月25日:京都市右京区
- 撮影日時:4月25日5:00~17:00
- 撮影場所:京都市右京区内
(最寄り駅はJR太秦駅、嵐電太秦広隆寺駅) - 役柄:集会参加者
(20代以上男女20名) - 設定:1972年4月
4月25日:滋賀県犬上郡
- 撮影日時:4月25日6:00~16:00
- 撮影場所:滋賀県犬上郡
(最寄り駅は近江鉄道豊郷駅) - 役柄:集会参加者
(20代以上の男女80名) - 設定:1972年4月
4月26日:京都市上京区
- 撮影日時:4月26日6:00~16:00
- 撮影場所:京都市上京区内
(最寄り駅は地下鉄丸太町駅) - 役柄:デモ参加者
(「20代以上の男女50名) - 設定:1972年4月
まとめ
- 【八月の声を運ぶ男】は2025年8月13日に放送される
- 主演は本木雅弘
- エキストラ募集は関西で行われていた。
- 「集会」の会場のロケは滋賀県の豊郷小学校旧校舎郡の講堂で行われたと思われる
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