映画『室井慎次 敗れざる者』が2024年10月に公開され、早くも話題を集めています。
柳葉敏郎さん演じる室井慎次を主人公に据えた本作は、「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフとして注目される一方で、秋田県や新潟県でのロケ地にも大きな関心が寄せられています。
この記事では、映画で実際に使用された撮影地を秋田・新潟それぞれのエリア別にわかりやすく解説。
地元の景色や建物がどのように作品に活かされたのか、予告映像や目撃情報をもとに詳しくご紹介します。
映画をより深く楽しむために、ぜひロケ地情報をチェックして“聖地巡礼”の参考にしてみてください!
❓映画「室井慎次 敗れざる者」のロケ地|FAQ&よくある質問と回答
Q1. 映画「室井慎次 敗れざる者」の主なロケ地はどこですか?
A. 主なロケ地は秋田県と新潟県です。秋田県では大仙市・仙北市・秋田市・男鹿市などが登場し、
田村商店、田沢湖、横町橋、秋田刑務所、入道崎などで撮影が行われました。
新潟県では十日町市の大池周辺が登場します。
Q2. 映画で使われた秋田のロケ地は実在しますか?
A. はい、すべて実在する場所です。たとえば田村商店は大仙市にある実在の老舗酒屋で、
劇中では「市毛商店」として登場します。角館高校、入道崎、大曲駅なども実在のロケ地です。
Q3. 新潟県十日町市ではどのようなシーンが撮影されたのですか?
A. 室井慎次の住む家や子どもが通う学校など、生活感のあるシーンが新潟県で撮影されたと考えられます。
特に大池周辺は、雪深さや古民家風のロケーションが映画の雰囲気を演出しています。
Q4. 実際にロケ地を巡ることはできますか?
A. はい、可能です。田村商店や横町橋、田沢湖、入道崎などは一般観光でも訪れることができます。
ロケ地巡りをする際は、天候や交通手段を事前に確認してから訪問することをおすすめします。
Q5. 柳葉敏郎さんと秋田にはどんな関係がありますか?
A. 柳葉敏郎さんは秋田県仙北市角館町の出身で、映画に登場する角館高校は彼の母校でもあります。
地元での撮影には特別な想いが込められており、作品と地域との深い結びつきが感じられます。
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映画「室井慎次 敗れざる者」とは?
大ヒットシリーズ「踊る大捜査線」から生まれたスピンオフ映画、『室井慎次 敗れざる者』が2024年10月11日に公開されました。
本作の主人公は、柳葉敏郎さん演じる室井慎次。かつては警視庁の本部長官官房審議官として登場し、真っ直ぐで妥協を許さない姿勢が多くの視聴者の心を掴みました。
そんな室井が今作で描くのは、地方に異動したあとの“敗れざる者”としての生きざま。
都市の喧騒を離れ、雪深い秋田県を舞台に、人間ドラマとサスペンスが絡み合うストーリーが展開されます。
また、キャストには秋田県出身の俳優・佐々木希さんや生駒里奈さんなども名を連ね、地元ファンからも大きな注目を集めています。
予告映像では、美しい秋田の街並みや、厳しい冬の情景が印象的に映し出され、映画の世界観をより強く印象づけています。
映画「室井慎次 敗れざる者」ロケ地マップ
🗾秋田県で撮影されたロケ地一覧
映画『室井慎次 敗れざる者』の舞台の中心となるのが、柳葉敏郎さんの故郷でもある秋田県。
映画の随所に秋田らしい雪景色や趣ある街並みが登場し、物語に深みを与えています。
ここでは、予告映像や目撃情報から判明しているロケ地を詳しく紹介します。
🏪田村商店(大仙市)
劇中では「市毛商店」として登場するこの場所は、大仙市にある田村商店がロケ地となっています。
創業はなんと大正元年という歴史ある酒屋で、地元ではハンバーガーの名店としても知られています。看板が撮影用に差し替えられていたとの目撃情報も。
📍 秋田県大仙市北野目153
📞 0187-75-1161
🌉 横町橋(仙北市角館町)
ティザー映像に登場する、雪景色に映えるオレンジ色の橋が印象的な横町橋。
桧木内川にかかる橋で、冬の厳しさと美しさを象徴するようなシーンが撮影されました。
JR角館駅から車で約3分とアクセスも良好です。
📍 秋田県仙北市角館町大風呂
🏢 秋田刑務所(秋田市)
雨の中、男性が傘を差して歩くシーンで使われたのが秋田刑務所。
高いベージュの壁が映像に映し出され、物語に重厚な雰囲気を加えています。
法務省管轄の刑務所で、拘置所も併設されています。
📍 秋田県秋田市川尻新川町1-1
📞 018-862-6581
🌊 田沢湖(仙北市)
上空からの映像に映った広大な湖は、おそらく田沢湖です。
日本一深い湖として知られる神秘的なロケーションは、映画のスケール感を一段と高めています。
📍 秋田県仙北市
🚗 刈和野橋(大仙市)
車で走る室井さんのシーンに登場するのが刈和野橋。
雄物川にかかる橋で、空撮の映像が印象的に使われています。
実際のロケ地と映像上の位置は多少異なる可能性があります。
📍 秋田県大仙市刈和野
🏫 秋田県立角館高等学校(仙北市)
物語の中で森貴仁が通う学校として登場するのが、秋田県立角館高等学校。
実は主演の柳葉敏郎さんの母校でもあり、地元との深い縁が感じられるロケ地です。
📍 秋田県仙北市角館町細越町37
📞 0187-54-2560
🌅 入道崎(男鹿市)
室井さんが海辺でたたずむ感動的なシーンは、男鹿半島の入道崎で撮影されました。
断崖と草原が交わる雄大な景観は、映画の中でも特に印象に残る場面の一つです。
📍 秋田県男鹿市北浦入道崎昆布浦2
📞 0185-24-4700
🚉 大曲駅(大仙市)
大曲駅前での撮影は、地元飲食店のSNS投稿から判明。
明治時代から続く駅舎は1997年にグッドデザイン賞も受賞しており、地域の象徴的存在です。
📍 秋田県大仙市大曲通町6-1
📞 0187-63-3310
新潟県・十日町でのロケ地も登場
映画『室井慎次 敗れざる者』の物語の舞台は秋田県ですが、新潟県十日町市でも撮影が行われました。
これは制作サイドが求めた「雪深い冬景色」や「古民家の雰囲気」を表現するためとみられており、映画全体の情緒を高める重要なロケーションとなっています。
🏞 大池周辺と古民家風の家屋
予告映像には、**赤い屋根の大伊氣神社(おおいけじんじゃ)**や、山あいにたたずむ池のほとりの風景が映っており、この場所が室井慎次の「自宅周辺」として使われた可能性が高いとされています。
新潟県十日町市にある大池は、弁財天が祀られる池のそばにあり、地元では釣りや自然観察の人気スポットとして知られています。
静寂と雪のコントラストが印象的で、映画の情感を引き立てるロケ地となりました。
📍 新潟県十日町市酉甲(とりかぶと)
❄ 雪深さを活かしたシーンの演出
映画における新潟ロケの特徴は、なんといっても圧倒的な雪景色。
実際に2024年5月中旬に撮影が行われたとの情報があり、エキストラの募集などからもその時期が判明しています。
秋田県が室井さんの住む町という設定である一方、自宅や子どもの学校といった生活感のあるシーンは新潟で撮影されたと見られています。
これは「ロケ地の機能性」と「雪質・景観」によるものと考えられ、秋田と新潟それぞれの魅力を活かしながら、映画の舞台をリアルに構築しているのが特徴です。
🎭 柳葉敏郎と秋田|地元ロケの意味
主演の柳葉敏郎さんと秋田県には、深い縁があります。
実は、柳葉さん自身が秋田県仙北市角館町の出身であり、今回の映画のロケ地にもなった「秋田県立角館高等学校」は、彼の母校でもあります。
劇中でこの高校が登場することは、地元にとっても特別な意味を持つ演出です。
彼がこの映画で演じる“室井慎次”というキャラクターが、秋田という土地で再び新たなドラマを展開する――それはまさに、柳葉さんの原点回帰のようにも感じられます。
また、映画には秋田県出身の佐々木希さん、生駒里奈さんといった俳優陣も出演しており、地元出身の実力派たちがスクリーン上で共演。
ロケ地である秋田の魅力をリアルに引き出すとともに、地域とのつながりが一層色濃く描かれています。
映画と秋田がこれほどまでに結びついているのは、偶然ではなく「物語の本質に秋田が必要だった」と言えるのではないでしょうか。
🗺 映画の世界を歩こう|ロケ地巡りの楽しみ方
映画『室井慎次 敗れざる者』に登場する秋田・新潟のロケ地は、ただの背景ではなく、物語を形づくる重要な「舞台装置」です。
そんな映画の世界により深く入り込むには、**実際にロケ地を訪れる“聖地巡礼”**がおすすめです。
🔍 1. 映画の感動を追体験できる
映画で見たあの橋、あの街並み、あの湖——。
映像で観たシーンの「空気」や「音」までも体感できるのがロケ地巡りの魅力。
特に田村商店や角館高校、入道崎のように地元ならではの味わいや風景は、旅の記憶にも残ります。
🧭 2. 巡礼ルートを効率よくまわるコツ
秋田県内のロケ地は大仙市、仙北市、秋田市、男鹿市に点在しているため、1日での一括巡りはやや難易度高めです。
おすすめは、以下のような分割コース:
- 【半日モデル】大仙市(田村商店・刈和野橋)+大曲駅
- 【1日モデル】仙北市(横町橋・田沢湖・角館高校)+秋田市(秋田刑務所)
- 【番外編】男鹿半島(入道崎)で日本海の夕日を満喫
新潟県の大池周辺を訪れる際は、冬季の積雪や道路状況に注意しましょう。
📷 3. 撮影スポットとしての魅力も抜群
多くのロケ地は、フォトジェニックな観光スポットとしても高評価。
映画をきっかけに訪れた土地で、旅の思い出を写真に残せば、作品と自身の記憶が重なり合います。
✨ 4. 地元グルメや名物にも触れてみよう
巡礼の合間には、田村商店のハンバーガーや、角館の武家屋敷通りのカフェ巡りなどもおすすめ。
映画の余韻に浸りながら、秋田や新潟の魅力を“味わう”旅もぜひ楽しんでください。
🎬 まとめ|秋田と新潟が映画を彩る舞台に
映画『室井慎次 敗れざる者』は、ストーリーだけでなく舞台となるロケ地の魅力でも多くの観客を惹きつけています。
特に、柳葉敏郎さんの故郷・秋田県を中心としたロケは、映画のリアリティを支える重要な要素。
また、雪深く幻想的な新潟県十日町市も撮影地として選ばれ、物語の世界観をより深く、美しく演出しています。
📝 本記事で紹介した主なロケ地
🔹 秋田県ロケ地
- 田村商店(大仙市)
- 横町橋(角館町)
- 秋田刑務所(秋田市)
- 田沢湖(仙北市)
- 刈和野橋(大仙市)
- 秋田県立角館高校(仙北市)
- 入道崎(男鹿市)
- 大曲駅(大仙市)
🔹 新潟県ロケ地
- 大池周辺(十日町市)
話題の映画ということもあり、秋田・新潟の両県では聖地巡礼の動きも今後活発化しそうです。
ロケ地を巡ることで、ただの観光では味わえない「物語の余韻」に触れられるのも魅力の一つ。
映画を観た後に、実際にその場所を訪れてみる——
そんな特別な旅の参考に、ぜひこの記事を役立ててください。
コメント
コメント一覧 (2件)
横田橋じゃなくて横町橋(よこまちばし)ですね
コメントありがとうございました。
間違いに気づくことができました。