【8/25改訂】
2025年夏アニメ『瑠璃の宝石』は、鉱物マニアの大学生たちが“宝石のように輝く瞬間”を求めて日本各地を巡る青春ストーリーです。
原作者・渋谷圭一郎先生自身が鉱物学専攻から高校理科教師という異色の経歴を持ち、作中にはリアルな鉱物知識や採集シーンが多数登場。
なかでも前芝大学のモデルや秩父の道の駅大滝温泉、笹洞蛍石鉱山、龍穴神社といった“聖地”はファンの間で話題になっています。
この記事では、確定済みの聖地がどこなのか、そして、「ペグマタイト鉱床」や「サファイヤ」、「砂金」、「紅亜鉛鉱ジンカイト」などの鉱石を採取・確認できるスポットまで情報をまとめていますのでお楽しみに。
- 【瑠璃の宝石】聖地巡礼場所の一覧
- 【瑠璃の宝石】鉱物がとれる場所の紹介
【瑠璃の宝石】聖地巡礼場所(8/25改訂)
【瑠璃の宝石】の確定している聖地を一覧にまとめました。
- 龍穴神社
- 二上山
- 笹洞蛍石鉱山
- 道の駅大滝温泉
- 足尾銅山観光
- 東久留米市立中央図書館
- 田上山
- オパールを拾えるダム
- マンガン鉱山へ続く廃線
- 大学のモデル
- 霧生東高校のモデル

お心当たりがおありの方はぜひお知らせください!
龍穴神社
アニメの中では伊万里が神社周辺の資料として「龍神の滝」、「龍鎮の滝」、「龍穴神社」、「龍王ヶ渕」などを紹介していました。
青龍神社は全国にいくつかありますが、「龍鎮の滝」や「龍王ヶ渕」、「龍穴神社」は奈良に実在しており、「龍神の滝」も「龍神滝」として実在してることから、周辺で合致するのは龍穴神社です!


アニメで出てきた神社と入口が結構似てますよね!
また、確かに名前として青龍神社は奈良に存在しますが、4カ所と少し離れていることを考慮すると、実際のモデルは龍穴神社が妥当でしょう!
住所:奈良県宇陀市室生1297
サファイア散策場所のモデルは二上山
原作第18話には再びサファイアを採集するお話が登場します。
第18話では単に採集するだけでなく、サファイヤの母岩が2種類あることを突き止める話ととなっています。


アニメで凪は「睡仔山」と「如何地」との間にサファイアがあると推測しました。
この2つの地名は実在しませんが、奈良県でサファイアがとれる地域は二上山が有名です。
Googleマップでも何となく似てるように感じますよね!


また、「如何地」ですが、青龍というのは中国からの伝承であり、中国語圏で地名を機械変換すると、まれに当て字で「香→如/芝→地」などの変換が発生します。
偶然なのかはわかりませんが「香芝」は二上山の隣にある奈良県の地域です。
この関係性からも、モデルは二上山として描かれていると考えられます!
住所:大阪府南河内郡太子町山田
笹洞蛍石鉱山
笹洞蛍石鉱山は50年以上前に閉山された蛍石鉱山の跡地です。
現在は「ミネラルハンティングガイドツアー」が開催されており、アニメと同じような美しく蛍光する蛍石鉱脈を見ることができます。
第三話のエンディングのクレジットには「笹胴フローライト工業」の文字が入っていましたが、笹胴フローライト工業は「ミネラルハンティングツアー」を開催している会社です。
ツアーへの参加には予約が必須ですのでご注意ください。
【笹洞蛍石鉱山】
所在地:岐阜県下呂市金山町菅田桐洞117
電話番号:090‐1755‐4114
営業時間:8:30~18:00
(日曜のみ~17;00)
道の駅大滝温泉
道の駅大滝温泉は秩父往還道路沿いにある道の駅です。
日帰り温泉「遊湯館」を中心施設として、お食事処や特産品販売センター、歴史民俗資料館が併設されています。
こちらは確定している上に、安全な聖地巡礼を楽しめるスポットとなっています。
【道の駅大滝温泉】
所在地:埼玉県秩父市大滝4277‐2
電話番号:0494‐55‐0126
営業時間:10:00~20:00
定休日:木曜日
足尾銅山観光
残念ながらはっきりと「ココ」と断言できるような聖地ではなさそうなのですが、作中には坑道や採掘のシーンが登場するため、こちらの施設での取材が生かされているのではないかと思われます。


足尾銅山観光は足尾銅山の閉山後に行動の一部を開放して、観光施設としたものです。
トロッコ列車に乗って全長約460mの坑道を見学することができます。
江戸時代の慶長15年(1610年)から始まった銅の採掘の様子が、年代ごとに人形で再現されており、400年に及ぶ銅山の歴史を今に伝えています。
【足尾銅山観光】
所在地:栃木県日光市足尾町通洞9‐2
電話番号:0288‐93‐3240
営業時間:9:00~17:00(入場~16:15)
東久留米市立中央図書館
上の画像の左側に白い柱が2本並んでいるのは実は時計を支えているオブジェの一部です。
作中では傘をさす瑠璃がガラスに話しかけるシーンの背景に柱の部分が使われています。
東久留米市立中央図書館は西武池袋線東久留米駅を最寄り駅としていますが、駅から1キロちょっとの距離がありますのでバス利用が便利です。
作中では台風の影響で閉館時間が前倒しになっていました。
定休日が金曜日と第3火曜日と、一般的な図書館の定休日と異なっていますので、お出かけの際はよくお確かめください。
【東久留米市立中央図書館】
所在地:東京都東久留米市中2丁目6−23
電話番号:042‐475‐74646
営業時間:9:00~19:00
定休日:金曜日、第3火曜日
田上山
悩ましいのはこの「田上山」がどこにあるのかという事です。
よく言われているのは「長野県岡谷市」の田上山ですが、調べたところ長野県の「田上町」は岡谷市ではなく中野市の茶臼山城跡を含む地域の名称のようです。
過去に水晶が実際に採掘されていた「田上山」は滋賀県にあり、こちらでは「宝石トレジャーハンターツアー」が行われており、実際に水晶が採取できるようです。
残念ながらアニメの絵からどの「田上山」が聖地なのかを確認することはできませんでしたので、こちらには両方の地図を掲載いたします。
【長野県 田上町】
所在地:長野県中野市
【滋賀県 田上山】
所在地:滋賀県大津市



お心当たりがおありの方はぜひぜひお知らせ下さい!
オパールを拾う事ができるダム
以下は私見によるピックアップとなります。
- 新宮川ダム
- 谷川河床礫のオパール
- 赤瀬ダム
新宮川ダム
「20年ほど前に廃山になったオパール鉱山」に近いと言う事と、原作に出てくるダムの外見と似ていると言う事でピックアップしました。
ダムは大小あわせて相当の数が国内にありますので、モデルとなるダムは他にある可能性もあります。
新宮川ダムは会津宮川地区に農業用水を供給するために建設されたダムです。
残念ながら原作のようなオパールの発見情報は見つかりませんでした。
【新宮川ダム】
所在地:福島県大沼郡会津美里町松坂623
谷川河床礫のオパール
「谷川河床礫のオパール」の名前でGooglemapにも掲載されているこの場所は砂防ダムの岩だまりです。
まさに原作と同じく「ダムによってできたオパールを拾う事が出来るスポット」となります。
砂防ダムの外観がわからなかったため、外観の似ている前項の新宮川ダムもピックアップしています。
【谷川河床礫のオパール】
所在地:愛知県新城市海老上谷
赤瀬ダム
赤瀬ダムは前項の谷川河床のオパールのダムと同じく砂防ダムです。
やはり「ダムによってできたオパールを拾う事が出来るスポット」です。
外見は原作とあまり似ていません。
【赤瀬ダム】
所在地: 石川県小松市
マンガン鉱山へ続く廃線
第10話は鉄道の廃線をたどってマンガンの鉱山跡にたどり着きます。
この作品のこれまでの傾向から考えて、モデルとなった廃線はマンガン鉱山のものとは限らず、ズリを敷石にしたり、トンネルが埋まったりしているわけではない可能性も高いかと思われます。



お心当たりがおありの方はぜひお知らせください!
足尾線
元は鉱山や工場の専用線であった廃線はたくさんありますが、こちらでは足尾鉱山につながっていた足尾線をピックアップしてみたいと思います。


足尾鉱山は第5話のエンドクレジットにも「協力」として掲載されていました。
廃線の足尾線は作中の廃線と同じように山中に敷かれており、線路が残っている場所も見受けられます。
足尾線は現在では第三セクターのわたらせ渓谷鉄道に引き継がれ、わたらせ渓谷線として現在も一部が現役で利用されています。
【わたらせ渓谷鉄道】
所在地:群馬県、栃木県
(桐生駅~間藤駅)
前芝大学のモデルはどこ?
前芝大学のモデルについては以下4つほど候補があります。
- 芝浦工業大学
- 東京大学
- 前芝小学校・中学校
- 倉敷芸術科学大学
名前的に芝浦工業大学が注目されていますが、大学に鉱石を学ぶ学科がないようですし、作者が東大出身ということもあるのでハッキリとした情報は見つかっていません。
また、当メディアへのコメントに倉敷芸術科学大学に似てるという情報もあったので紹介しました。
コチラに詳しく紹介しているのでご確認ください!


霧生東高校のモデル
作者が群馬出身であることを考えると、桐生東高校がゴロ的にも近しいのかもしれません。
SNSでも同様の口コミもあり、気になってる方はいるようですね!
【瑠璃の宝石】聖地の可能性のある場所(8/25改訂)
【瑠璃の宝石】では聖地がわかりやすくアナウンスされていません。
特に鉱石の採取場所はわかりにくくなっています。
こちらでは作中に出てきた鉱物から聖地の可能性のある場所をまとめました。
- ペグマタイトの山地
- ガーネットが採集できる川
- 立方体の黄鉄鉱が取れる場所
- 砂金の取れる川
- 蛍石の鉱山
- コランダム(サファイヤ)の産地
- 瑪瑙を拾う事ができる海岸
- 銀化ガラスが拾える海岸
- 亜鉛の廃工場
- オパールの鉱山
- マンガンの鉱山
こちらに掲載している情報は確実な聖地の情報ではありません。
また、鉱物採集には危険が伴う事が多いため、軽々に足を踏み入れることはおすすめできません。



聖地巡礼はご安全に!
ペグマタイトの山地


第1話で水晶を採集していたペグマタイト鉱床のある山地で有名な地域は3か所です。
- 滋賀県田上地域
- 岐阜県苗木地域
- 福島県石川地域
これらはあくまで有名な場所という事で、国内には他にもペグマタイト鉱床が複数存在しています。
ガーネットの採掘地


以下が日本にある有名なガーネットを採集することができる場所です。
ガーネットの採掘地は立ち入り禁止であることが多いので、アニメと同じように産地下流の河川でのバンニングをお勧めします。
- 茨城県の山の尾
- 群馬県の川場鉱山
立方体の黄鉄鉱が取れる場所


作中でも言及されていましたように、黄鉄鉱が取れる鉱山は数多いようです。
以下には立方体の黄鉄鉱が取れる場所をまとめました。
- 宮城県の笹谷鉱山
- 岩手県の田老鉱山
- 岩手県の松尾鉱山、松尾鉱山
- 秋田県の小坂鉱山、阿仁鉱山
- 石川県の尾小屋鉱山
- 長野県の村川端下
砂金の取れる川


砂金が採取されている川で有名なものをまとめました。
ちなみに砂金とり体験という事では、土肥金山や真名試験の湯之奥金山博物館などの観光施設で行われているものがお手軽です。
- 青森県の黒石川
- 埼玉県の荒川
作中の瑠璃のように、岩にあいた穴に軽々に潜るような行動は危険です。
蛍石が採集されていた鉱山


こちらに掲載したのは蛍石の鉱山として知られている場所です。
- 岐阜県の笹洞鉱山、平岩鉱山
- 岐阜県の蛭川鉱山
- 埼玉県の秩父鉱山
作中の洞窟の聖地は笹洞鉱山でした。



笹洞鉱山ではツアーも開催されているよ!
詳しくは笹洞蛍石鉱山の記事をご覧ください。
コランダム(サファイヤ)の産地


コランダムはサファイヤやルビーの鉱物名です。
赤ければルビー、それ以外の色ならサファイヤと呼ばれます。
国内のコランダムの産地をまとめました。
- 大分県木浦鉱山
- 岐阜県薬研山
- 岩手県一関市大東町
- 兵庫県比城谷
- 奈良県竹田川
- 奈良県二上山
コランダムは日本でも産出する鉱物ですが、宝石としての鑑賞に堪えるような色鮮やかな結晶は珍しいようです。
岐阜県の薬研山や奈良県の竹田川からはサファイヤとして採取された実績があります。



コランダムから作られるのが、腕時計などに使われているサファイヤガラスだよ。
瑪瑙を拾う事ができる海岸


第5話のお話のように瑪瑙を拾う事ができる海岸をまとめました。
瑪瑙は日本で多く見られる貴石で、縞模様に特徴のある石英などが集まってできた鉱石です。
縞模様を活かしてカメオなどに加工されることもあります。
- 静岡県:大浜海水浴場、菖蒲沢海岸
- 神奈川県:立石海岸
- 茨城県:磯崎海岸、平磯海岸
- 千葉県:長崎海水浴場
- 福井県:東尋坊~浜地、若狭
- 富山県:ヒスイ海岸
- 山形県:由良海岸、最上川流域
- 島根県:桂島、稲目海岸等
瑪瑙を拾う事ができる海岸は日本各地にありますので、上記はあくまでも主なものにすぎません。
また、島根県の桂島のように国定公園に指定されている場所での石の採取は禁止されています。
銀化ガラスが拾える海岸


銀化ガラスは海で拾う事の出来るシーグラスの一種です。
シーグラスはガラスごみが川や海で劣化し、すりガラス状になったものの事で、ビーチコーミングなどでは貝殻などと並んで積極的に収集されることが多くなっています。
古く、技術が未熟なガラスの方が銀化しやすく、美しいものは高値で取引されます。



近くの海岸でも、もしかしたら見つかるかも?
亜鉛の廃工場、鉱山


アニメの7話では幼稚園時代に拾ったオレンジ色の石を硝子が大切にしていることが描写されています。



アニメ7話のオレンジの石ももしかしたら…
ジンカイトは酸化亜鉛を主成分とし、鉄やマンガンを含む鉱物です。
天然の結晶はごくまれで亜鉛生成の過程で偶然に生成された結晶が、市場に出回っている主なものです。
作中でもジンカイトを見つけた川から亜鉛の廃工場にたどり着きました。
- 岐阜県:神岡鉱山
- 群馬県:安中精練所
- 秋田県:小坂鉱山
- 福井県:中竜鉱山
- 北海道:豊羽鉱山
- 宮城県:細倉鉱山
- 長崎県:対州鉱山
国内には現在でも6か所の亜鉛の精錬所がありますが、表中の安中精練所はリサイクル工場に転換しました。
亜鉛鉱石には有害物質のカドミウムがつきもので、神岡鉱山付近で発生した「イタイイタイ病」はこのカドミウムが原因となっていました。
作中に出てくる「廃工場」は山中にありますので、廃鉱山の施設である可能性が高いのではないかと思われます。
オパールの鉱山


オパールはシリカを含む循環水が比較的低い温度で地下の岩や泥の隙間に沈殿することでできます。
地層の間に眠る動植物の組織の中にしみ込むこともあり、オパール化した化石が発見されることもあります。
シリカは乾燥剤のシリカゲルなどにも使われている、極めてありふれた物質で微量ミネラルとして人体にも含まれていますが、本来は特に色のない物質です。



原作コラムでは「シリカゲルは人工オパール」って言ってるよ
微量の金属を含むと発色しますが遊色効果を示さないものが多く、宝石として珍重される美しい遊色効果を示すオパールはごくまれにしか産出しません。
- 福島県:屋敷鉱山
- 石川県:赤瀬
- 愛知県:棚山
福島県宝坂の屋敷鉱山は、明治以来の宝石質のオパールの産地でしたが、2006年に採掘をやめ、2008年には閉山しています。
閉山以前には入山料を払えば採掘させてもらえる制度もあったようですが、閉山に伴い停止されています。
まさに「20年ほど前に閉山した」鉱山ですが、まだ枯渇まではしていなかったようです。



聖地候補となっているダムは、どれもオパール鉱山の近くにあります。
マンガンの鉱山


- 岩手県:野田玉川鉱山、田野畑鉱山
- 京都府:丹波マンガン鉱山
- 埼玉県:日野沢鉱山
- 北海道:稲倉石鉱山
戦後は安価な外国産のマンガンの輸入が増加し、昭和40~50年代に大半のマンガンの鉱山が閉山していますが、野田玉川鉱山は観光鉱道として公開されています。
野田玉川鉱山では原作に登場したバラ輝石も産出していました。
【瑠璃の宝石】聖地巡礼:FAQ(8/25改訂)
Q. 現時点で“確定”している聖地はどこ?
A. **【確定】笹洞蛍石鉱山(岐阜・下呂)/【確定】道の駅大滝温泉(埼玉・秩父)の2か所です(いずれも第3話)。【協力】足尾銅山観光(栃木・日光)**はEDにクレジットがあり取材協力の可能性が高い一方、作中の特定シーンの“聖地”としては未確定のままです。
Q. 龍穴神社って聖地なの?
A. **【有力(モデル)】龍穴神社(奈良・室生)**です。周辺の「龍鎮の滝」「龍王ヶ渕」等、作中に示された資料名と実在地名が一致し、鳥居・参道の描写も近似します。公式確定ではないためラベルは“有力”としています。
Q. サファイアを探していた山のモデルは?
A. 【有力(モデル)】二上山(奈良/大阪)。国内でコランダム(サファイア/ルビー)の産出実績があり、作中の地理的ヒントとも整合します。
Q. 「田上山」はどこを指すの?
A. 【候補】滋賀県大津市・田上山/【候補】長野県中野市(田上町周辺)の2案が流通。滋賀の田上山では「宝石トレジャーハンターツアー」が実施され水晶採取の実績がある一方、作画だけでは断定できず未確定です。
Q. 前芝大学は実在?モデルはある?
A. 大学は架空。芝浦工業大学/東京大学/倉敷芸術科学大学などが**【候補】**として挙がっています(検証記事で詳細比較)。決定打は未確認です。
Q. 霧生東高校のモデルは?
A. 【候補】桐生東高校(群馬)。名称の近似・地縁から指摘があるものの、公式確定情報は未入手です。
Q. 初心者でも安全に鉱物に触れたい。どうすれば?
A. 予約制ツアーや体験施設が最優先。例:笹洞蛍石鉱山のミネラルハンティング、静岡・土肥金山、山梨・湯之奥金山博物館の砂金体験など。現地の案内・装備・保険・規約を必ず確認してください。
Q. 採集に出る際の必須注意点は?
A. 立入禁止・私有地・保護区では採取不可/崩落・落石・低酸素・夜間行動のリスク大。単独行は避け、ヘルメット・手袋・長袖長ズボン・滑りにくい靴・ライトを準備。基本は観察・写真中心を推奨します。
Q. 作中に登場する鉱物は日本のどこで見られる?
A. 主な例(いずれも採取規制や危険の有無を事前確認)
- ペグマタイト(水晶等):滋賀・田上、岐阜・苗木、福島・石川 ほか
- ガーネット:茨城・山の尾、群馬・川場鉱山下流の河川バンニング
- 蛍石(フローライト):岐阜・笹洞/平岩/蛭川、埼玉・秩父
- コランダム(サファイア/ルビー):奈良・二上山/竹田川、岐阜・薬研山、大分・木浦鉱山、岩手・一関市大東町、兵庫・比城谷
- 砂金:青森・黒石川、埼玉・荒川 ほか(体験施設が安全確実)
- 瑪瑙(拾得):静岡・大浜/菖蒲沢、神奈川・立石、茨城・磯崎/平磯、千葉・長崎、福井・東尋坊〜浜地、富山・ヒスイ海岸、山形・由良/最上川流域、島根・桂島/稲目 など(※公園等は採取禁止の場合あり)
- 銀化ガラス(シーグラス):全国の海岸で可能性あり。古いガラスほど銀化しやすい
Q. ジンカイト(紅亜鉛鉱)は見つかる?
A. 天然結晶は極めて稀で、市場流通品の多くは亜鉛精錬過程で生成。作中の手掛かり同様、日本各地の亜鉛鉱山・廃工場(例:岐阜・神岡、秋田・小坂、宮城・細倉、福井・中竜、北海道・豊羽、長崎・対州、群馬・安中〈現リサイクル〉)に関連が深いですが、立入・採取は原則不可かつ**有害物質リスク(例:カドミウム)**に注意。
Q. 道の駅大滝温泉の基本情報は?
A. 埼玉県秩父市大滝4277-2。温浴施設「遊湯館」・食事処・特産品センター・資料館併設。10:00〜20:00/木曜定休(変更の可能性があるため公式で最新確認を)。
Q. 笹洞蛍石鉱山は自由見学できる?
A. 不可。予約制ツアー前提です。集合場所・装備・服装・注意事項は主催案内に厳守。夜間や単独入山は避けましょう。
Q. 新規聖地はどこで分かる?
A. 放送内容・公式発表・EDクレジット・自治体/施設の告知を一次情報とし、本記事の更新欄に反映します。確定/有力/候補/協力のラベルで明示します。
まとめ(8/25改訂)
いま“行ける・体験できる”確度の高い2拠点は、笹洞蛍石鉱山(ツアー)と道の駅大滝温泉。ここを軸に巡礼計画を立てると安全で満足度が高い。
作中モデルとして有力なのが龍穴神社(二上山エリア含む)。一方で足尾銅山観光は協力表記で、田上山・前芝大学・霧生東高校は候補の段階。記事内ラベルで確度を随時更新。
採集行為は“許可・安全・保全”が最優先。無断立入・採取はNG。初心者はガイド付きツアー/体験施設を活用し、「観察・撮影中心」で楽しむのが賢い。
本記事は一次情報(放送・公式・現地)に基づき継続更新。新情報が入れば**【確定】【有力】【候補】【協力】**を付して透明性高く反映します。情報提供も歓迎です。
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