韓国の人気ガールズグループKARAの元メンバー、故ク・ハラさん。
2019年にこの世を去った彼女の死後、長く疎遠だった実母の現在や行動が大きな波紋を呼びました。
母親はハラさんの幼少期に家を出て以降約20年間連絡を絶っていましたが、突然葬儀に姿を現し遺産の相続を主張。
その行動は世間から強い批判を受け「ク・ハラ法」という新たな法律の成立へとつながります。
当記事ではク・ハラ母親の現在や事件後の関係・遺産相続と家族構成まで詳しく解説します!
- ク・ハラ母親の現在は?
- 母親はク・ハラに何をした?
- 「ク・ハラ法」とは
- ク・ハラの家族構成
- ク・ハラの遺産と相続問題
ク・ハラ母親の現在は?
故ク・ハラさんの実母は、2019年にハラさんが亡くなった後20年ぶりに突然現れました。

ワールドミステリーの放送で顔はモザイクで登場していました。
しかし遺産相続の裁判後に行方をくらませています。
母親はク・ハラに何をした?
ク・ハラさんと実母との関係は、姉弟が9〜11歳の時に母親が家を出て音信不通になったことで断たれました。
- 精神的にも深い傷を残し、生涯を通じて親子関係は修復さなかった
- 離婚理由は浮気などが原因で、離婚時期は2006年
- 父親や祖母に育てられた幼少期を過ごし、母親との交流はほぼ皆無
- インタビューでは「育てたかったけどできなかった」と語っていた
- ハラの日記には浮気現場にも連れていかれていたと書かれていた
また遺産を受け取ったら社会に寄付する意向を示しましたが遺産受け取り後の使い方はわかりません。
ク・ハラと 母親の金銭問題
母親は遺産分割の段階で法的には有効な相続権を主張しました。
それまでク・ハラと母親に金銭の問題はなかったようです。
最終的には裁判所が母親にも40%の相続権を認め、父・兄側が60%、母親側が40%という配分で決着しました。

40%て多すぎるよね⁉
母親のトラブルと迷惑行為
- 葬儀に弁護士を連れてきた
- 葬儀で喪服を着ると大騒ぎした
- 喪主の挨拶もしようとした
- 育ての母(祖母)に葬儀に行くと連絡した
特に世間の反発を招いたのは、葬儀の場に弁護士を連れて現れたなど母親の行動でした。
遺族側からは「金銭目的ではないか」と批判が噴出。
兄のク・ホインさんは「妹が生きている間に一度も会おうとしなかったのに、死後に突然現れた」と公に非難しました。



お葬式に弁護士連れてくるのは常識ではないかもね…。
「ク・ハラ法」とは
今回起きた‟育ててないのに遺産相続できる”という一連の流れを受け2026年から実施される新法案が「ク・ハラ法」です。
どのような法案になるのか以下で簡潔に解説します。



ちなみに法案は2026年から実施なので、ク・ハラの母親から遺産を奪い返すのは難しそう。
法律制定の経緯
この一件をきっかけに、兄のク・ホイン氏は未成年時に扶養義務を果たさなかった親の相続権を剥奪する法律案を請願しました。
これが「ク・ハラ法」と呼ばれる法改正案です。



2026年1月~に施行される予定だよ!
2019年に初めて請願され、長い審議を経て2024年8月に国会本会議で可決されました。
どんな権利や相続に影響する法律か
- 被相続人に対して扶養義務を著しく怠った親や虐待を行った相続人は、家庭裁判所の判断によって相続権を失うことができる
- ただし、本人が許可を与える場合のみ相続が可能という条件付き
この法案が設立されたことで、世間からは「納得できないけどハラちゃんの名前が残ってよかった」という意見が出います。
ク・ハラの家族構成
- 父親
- 兄
- 祖母(幼少期育ててくれた)
幼少期は祖母が育ての母となっていたようです。
父親は実質3人を養っていたことになります。
父親について
- 名前:非公開
- 職業:建設業関連
- 年齢:非公開
- 父親は母親が去った後約12年間単独でハラさんと兄を養育した
- 自身の相続分を 兄・ク・ホイン氏に譲渡している
全国を転々としつつ、経済的に兄妹を支えるため努力していたといいます。
裁判ではこの養育の寄与が評価され、相続割合にも反映されました。



父親の相続割合は60%でした
兄妹や兄の存在
兄のク・ホイン氏は、妹の死後に母親と相続を巡って法廷で争いました。
- 名前:ク・ホイン
- 年齢:36歳(未発表だがク・ハラの2歳年上と言われている)
- 裁判は主に兄が動いていた
- 高校時代にはガソリンスタンドで住み込み勤務しながら学費を稼いだという記録もある
- 娘が1人いる
- 娘の名前は‟ハリン”でク・ハラが名付け親
ク・ハラは姪の誕生を楽しみにしており、ハラの死後1週間後に妊娠したとわかったそうです。
兄はハラが綺麗と言った名前‟ハリン”という名を娘に付けています。
ク・ハラの遺産と相続問題
報道によれば、遺産は不動産や資産を含め、およそ150億ウォン(約15億円)規模と推測されています。
相続を巡る争いと法的対応
2020年12月、裁判所は父・兄側の寄与分を20%と認定し父・兄が60%、母親が40%を受け取る形で遺産を分割。
この判断は、韓国の従来の判例よりも養育側の貢献を重視した例として注目されました。
まとめ
- ク・ハラ母親の現在:行方は不明
- 2019年ク・ハラの死後突然出てきた
- 過去の行動:幼少期に家を出て長期間連絡を絶ち、扶養義務を果たさず。
- 母親の迷惑行為
葬儀に弁護士を連れてきた
葬儀で喪服を着ると大騒ぎした
喪主の挨拶もしようとした
育ての母(祖母)に葬儀に行くと連絡した - 金銭問題:遺産相続を巡り法廷で争い、最終的に6:4で分割。
- ク・ハラ法:扶養義務を怠った親の相続権を剥奪する法律が成立。
- ク・ハラ法は2026年1月から開始
- 家族構成:父・兄・祖母(育ての親)
- 母親との交流はほぼなかった。
- 遺産は不動産や資産を含めおよそ150億ウォン(約15億円)規模と推測。
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