【ダンダダン】の2期の1話で登場した謎だらけの鬼頭家(きとうけ)。
鬼頭家の長である鬼頭ナキは、人間離れした身体能力で主人公のオカルンやモモを圧倒し、今や目を離せない存在となっています。
そんな鬼頭家ですが「なんでそんなに強いの?」「そもそも人間なの?」と言った声がSNSで見られ、その正体や目的に注目が集まっています。
彼らは一体何者なのでしょうか。そして、モデルや元ネタには、どんな都市伝説が隠されているのか。
本記事では【ダンダダン】の鬼頭家について、以下のことを調査していきます!
- 鬼頭家の正体とその目的は?
- 鬼頭家の正体のモデルになった都市伝説は?
- 鬼頭家が崇拝する大蛇様とUMAの関係性は?
ダンダダンの鬼頭家の正体は地底人だった!
ダンダダンに出てくる鬼頭家の正体は、人間ではなく異形の”地底人”であることが今後の展開で明かされます。
👻🛸━━━━━━#ダンダダン
— 「ダンダダン」TVアニメ公式 | 第2期は25年7月3日から放送開始 (@anime_dandadan) July 1, 2025
あらすじ&場面写真公開
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第13話『大蛇伝説ってこれじゃんよ』https://t.co/GoDcCTXfgt
オカルンとジジは天井や壁、床、すべての面に
びっしりお札が貼られた隠し部屋を発見👀
そのとき…
🪐7/3深夜0:26~
MBS/TBS系28局全国同時放送開始 pic.twitter.com/xACyqzTNg0
主人公の仲間である円城寺仁(ジジ)が住む火山の麓の村「大蛇村」の地主家系である鬼頭家は、ジジが住む借家の大家としてストーリーに登場。
鬼頭家は、表向きは「代々この村を守る蛇神信仰の地主一家」として描かれていましたが、原作第50話で衝撃の真実が明かされます。
モモやジジたちの前で素顔を露わにしたナキは、人間の皮を脱ぎ捨て、角や異形の顎を持つ地底人そのものの姿でした。
そもそも人間でないことに対しても驚きですが、その正体には不気味さも感じますよね!
では、その異形の存在である”地底人”の鬼頭家は物語でどういった立ち位置なのでしょうか?
ここからさらに深掘りしていきましょう。
鬼頭家は200年以上生きる「地底人」だった
鬼頭家の真の姿が明かされたのは、原作50話で「人の皮を脱ぐ」という描写で、地底人であることが明かされました。
ダンダダン、アニメが良すぎて漫画ももう一周しちゃった
— くぅちゃん (@CHUNK960193) October 5, 2024
それで思ったんだけどジジ編の地底人の事忘れてね??まだ先なんかね pic.twitter.com/MFch7jzzAN
この描写は多くの読者に衝撃を与え、忘れられないシーンだと話題になっています。
そしてそこで語られたのが、鬼頭家の長である鬼頭ナキが「200年以上もこの地にいる」という事実です。
彼女の見た目は老婆ながら、言葉の端々からは人間離れした寿命と考え方が垣間見えます。
さらにその肉体は、皮膚を剥ぐことで角や鋭利な骨格が露出し、もはや人間とはあきらかに別物。
この姿こそが、地底に住まう謎の種族「地底人」の本性だと判明します。
鬼頭家最強のババア
— ロリポップ忍者 (@aka155) July 4, 2025
このアニメババア達が強すぎ pic.twitter.com/1cN3eir3Jy

モモとの戦闘でも明らかに”人間離れ”してたよね
そして、ナキを含む鬼頭家の面々は、人間の皮をかぶり、歳を取らない体で、代々“家の当主”を偽装していたのです。
つまり、村人から見れば「一族が代々続いてきた」ように見えても、実際は同一人物が何代にも渡って人間を演じていた可能性が高いということ。
この不気味さが、鬼頭家のカルト的な雰囲気をより強調していますよね!
鬼頭家が人間に偽装する理由は”大蛇様”の崇拝のため
鬼頭家が長きにわたり人間社会に紛れ、姿を偽ってまで地上に留まり続けていた理由は、“大蛇様”と呼ばれる存在を崇めるためです。


この“大蛇様”の正体は、古来より地底に棲むとされる超巨大な生物モンゴリアン・デス・ワーム。
鬼頭家の地底人たちは、この生物を神格化し、地上での信仰を通じて育成・管理してきました。
村人たちの間では「火山を鎮めるための儀式」とされていた人柱の風習も、本当は“大蛇様”に生贄を捧げる供物の儀式であり、その成長のための手段として利用されていたのです。
また、作中50話で鬼頭ナキは「200年かけてあそこまで大きくしたのによぉ!」と発言しており、単なる”大蛇崇拝”ではなさそうな様子を伺えます。



鬼頭ナキは「崇拝」っていうより「育成」を目的にしているようだね
鬼頭家の長である鬼頭ナキのモデル・元ネタ
鬼頭家の頂点に立つ存在であり、物語の中でも強烈なインパクトを放つ鬼頭ナキ。


彼女の見た目や話し方、そして立ち振る舞いから、ジェームズ・ブラウンをモデルにしているのでは?という説がSNSで出回っています。
実際、鬼頭ナキは作中でジェームズ・ブラウンのバブル期のカップヌードルCMソングを口ずさんでいる場面があり、そこからも製作サイドの“オマージュ”を感じ取ることができます。
ジェームズ・ブラウン入門①
— roach11 (@roachroach1111) March 11, 2025
1933年サウス・キャロライナで極貧の一粒種として産まれた彼は、幼少の時からエンタメ界で成功する野望を抱く。10代前半で歌と踊りのアマチュア・コンテストで数回優勝、15歳で学校を中退、様々なゴスペル・グループに参加しながら、自身のR&Bバンドを結成する。
↓。 pic.twitter.com/7BkXaL6VBV
ジェームズ・ブラウンといえば、“ファンクの帝王”と称される伝説的ミュージシャン。
日本でもCM出演などで活躍しており、当時「ゲロッパ!」の掛け声でお馴染みだった世代も多いはずです。
観客を圧倒するエネルギッシュな所作やしゃがれた声、そして独特なリズム感のある話し方など、鬼頭ナキの言動にはどこか共通する空気感を感じます。
ダンダダンの鬼頭家は神話や都市伝説と関係があるのか
ダンダダンに登場する鬼頭家にまつわる設定は、作者の創作ホラーではなく、地底都市アガルダ伝説やモンゴリアン・デス・ワームといった神話・都市伝説と関係性があることがわかっています。
原作では、鬼頭家の出身とされる「アガルダ」という場所や、彼らによって崇められt流”大蛇様”の正体がUMAである点が明確になっています!



オカルンが電車で読んでいた本に、
UMAのモンゴリアン・デス・ワームが出てきたね!
ここからは、鬼頭家の元ネタとなっている都市伝説やUMAについてさらに深掘りしていきましょう!
モデルは都市伝説の地底都市アガルダ
鬼頭家の正体として明かされている地底人の出身地は、作中で「アガルダ」と名指しされています。
アガルタとは、地球内部に存在するとされる伝説の地底都市。高度な文明を築いた“地底人”たちが暮らしていると信じられており、チベットの奥地や南極などに入口があるという説もあり。この都市は19世紀以降、欧米を中心に広まったオカルト思想や空洞地球説と結びつき、今も多くの都市伝説・SF作品のモチーフとして引用されることが多い。
ダンダダンに出てくる地底人は、地底都市アガルダ伝説との類似性が多く、この伝説をモチーフにしたとされています。
また、地底都市アガルタの住人は寿命が長く、先進的な知識や技術を持つとされています。
実際に鬼頭家も200年以上生きていることがわかっているので、寿命や文明の高さといった設定がアガルタの伝承と重なる部分は多いといえるでしょう。
大蛇様の正体はUMAのモンゴリアンデスワーム
鬼頭頭が崇拝するとされる”大蛇様”は、作中で実在するUMA「モンゴリアン・デス・ワーム」として描かれています。
モンゴリアンデスワームは、モンゴル・ゴビ砂漠にいると言われている未確認生物(UMA)の一種。体長はおよそ1〜1.5メートル、鮮やかな赤い体色を持ち、強力な毒や電撃を使って獲物を仕留めるという伝説が残っています。目撃証言こそ多いものの、実在の証拠は発見されておらず、長年にわたりUMA研究者たちの興味を引き続けている存在。
作中でも、大蛇様は「人知を超えた危険な存在」として恐れられており、人間では到底太刀打ちできない圧倒的な力を持っています。
また、地中から現れる描写や、巨大な体躯、独特な質感などもモンゴリアンデスワームの伝承と一致する点が多く見られます。
しかし、通常は2mにも満たないそうなので、鬼頭家が200年前から生贄を捧げ崇拝しているモンゴリアン・デス・ワームのサイズは規格外の大きさですよね。



ここまできたら”戦力”にもなりそうだね
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます!
【ダンダダン】の鬼頭家の正体についてまとめたものが以下のようになります!
- 鬼頭家の正体は人間ではなく”地底人”だった!
- 鬼頭家の目的は地下に眠る大蛇様の崇拝
- ダンダダンの地底人の元ネタは都市伝説「地底都市アガルダ」
- 大蛇様の正体はUMAのモンゴリアン・デス・ワーム
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